日本の美しさ再発見の旅
ELFFAN WEB vol.13
ドライブで立ち寄りたい、夏の涼景スポット

暑さを忘れる、涼をめぐる旅へ
強い日差しに包まれる夏。そんな季節こそ、少し足を延ばして“涼”を感じる旅へ出かけてみませんか。
水辺に吹く風や標高の高い場所の澄んだ空気、洞窟のひんやりとした冷気など、自然がつくり出す涼しさは体だけでなく心まで軽くしてくれます。
今回は、ドライブで立ち寄りたい全国の涼景スポットを5つご紹介。非日常の景色とともに涼を体感する時間は、日常の暑さを忘れさせてくれるはずです。夏ならではの心までほどけるような涼景に出会う旅へ。
【福島県】五色沼湖沼群

福島県・裏磐梯に点在する大小の湖沼の総称で、湖沼ごとに異なる色彩を見せる景勝地「五色沼湖沼群」。水に含まれる成分や光の加減によって、エメラルドグリーンやコバルトブルーなどさまざまな色に見えることから「五色沼」と名付けられました。色味は天候や時間帯によっても変化し、訪れるたびに異なる表情に出会えます。なかでも青沼は、自然が生み出したとは思えないほど澄んだ色合いが印象的です。
木々に囲まれた探勝路(たんしょうろ)を歩けば、水面に映る光と影が揺らぎ、ひんやりとした空気に包まれます。夏でも木陰が多く、歩いているだけで涼しさを感じられる心地よさ。最も大きな毘沙門沼では手漕ぎボートも楽しめ、湖上から眺める景色はまた違った趣があります。ベンチで一息ついたり、写真を撮ったりと、それぞれのペースで楽しめるのも魅力です。
住所:福島県耶麻郡北塩原村大字桧原字剣ケ峯1093-1055
TEL: 0241-32-2349(裏磐梯観光協会)
営業時間:散策自由
定休日:散策自由
入場料:無料
駐車場:80台(裏磐梯ビジターセンター前、裏磐梯観光協会前、裏磐梯物産館)
URL:https://www.urabandai-inf.com/
【栃木県】那須高原 南ヶ丘牧場

首都圏から日帰りで行けて、夏の避暑地として人気の那須高原。都会の喧騒から離れ、豊かな自然に包まれて過ごす時間が魅力のエリアです。標高が高い土地ならではの、風が抜ける涼しさに包まれます。
「南ヶ丘牧場」は、那須高原の標高約700mに位置する観光牧場。広々とした敷地に牛や羊などがのびのびと過ごし、動物とのふれあいを楽しめます。放牧場周りの遊歩道には、木陰や風の通り道も多く、歩いているだけで暑さがやわらぐ心地よさ。乗馬や釣り体験、手づくり体験など、どの年代でも楽しめるアクティビティが充実しています。
濃厚なソフトクリームを味わいながら、ゆったりと風を感じるひとときもおすすめ。自然の中で過ごす時間が、心と体をやわらかく整えてくれます。
住所:栃木県那須郡那須町湯本579
TEL:0287-76-2150
営業時間:8:00~17:30 ※季節によって異なるため、詳細はHP参照
定休日:無休
入場料:無料 ※各施設利用料金の詳細はHP参照
駐車場:約400台
URL:https://www.minamigaoka.co.jp/
【富山県】黒部ダム

富山県・立山町に位置する「黒部ダム」は、3000m級の山々に囲まれた中部山岳国立公園内にあり、立山黒部アルペンルートの見どころとして知られています。標高約1500mに位置し、夏でも涼風が吹き抜ける別世界。
なかでも夏の風物詩が、迫力ある観光放水です。毎秒10t以上の水が勢いよく流れ落ち、その水しぶきがミストとなって広がり、周囲にひんやりとした空気をもたらします。展望台や新展望広場、外階段など、さまざまな場所から異なる角度で楽しめるのも魅力。風に乗って届く水滴が肌を冷やし、涼しさをダイレクトに感じられます。
散策路を歩きながら景色を楽しんだり、名物の黒部ダムカレーを味わったりと、思い思いに過ごせるスポットです。大自然のスケールとともに、清涼感あふれる時間を体感できます。
住所: 富山県中新川郡立山町芦峅寺
TEL: 0261-22-0804(株式会社関電アメニックス くろよん総合予約センター)
営業時間:7:30~17:00(関電トンネル電気バス 黒部ダム行運行時間による)
定休日:12月1日~4月14日
観光放水:6月26日〜10月15日
入場料:見学無料 ※黒部ダムまでの交通費は別途必要
駐車場:なし(車の乗り入れ不可)
【立山駅駐車場】約900台(臨時約600台)駐車料金:無料
【扇沢駅駐車場】有料350台、無料210台
URL:https://www.kurobe-dam.com/
【奈良県・三重県・和歌山県】瀞峡(どろきょう)

奈良・三重・和歌山の三県にまたがる「瀞峡」は、吉野熊野国立公園内に位置する大峡谷。切り立つ岩壁と澄みきった水が織りなす景観は、国の特別名勝にも指定されています。古くから知られるその美しさは、現代の感覚にも深く響く幽玄な水景。深いコバルトブルーの水と静寂に包まれた空間が広がります。
近年、道路が整備され瀞峡トンネルも開通し、十津川村から陸路でもアクセスが可能。見どころは、十津川村田戸からのんびりと進む川舟での瀞峡めぐりです。水面を渡る風が肌をなで、真夏でも涼やかな空気を感じられるのが魅力。岩肌や水の表情が刻々と変わる様子を眺めながら、非日常の時間を過ごすことができます。
川の音や風の気配に耳を傾けながら、ゆっくりと流れる時間に身をゆだねるひととき。心に静かに染みわたる感動を堪能できる、涼景スポットです。
住所: 奈良県十津川村・三重県熊野市・和歌山県北山村
TEL: 0746-63-0200(十津川村観光協会・木曜定休)
営業時間:散策自由
定休日: 散策自由
入場料:無料 ※川舟観光は別途料金必要
駐車場:あり(無料)
URL:http://totsukawa.info/joho/kanko/6doro-kyo_gorge.html
川舟観光かわせみ:http://dorokyo.jp/
【山口県】秋芳洞(あきよしどう)

山口県・秋吉台の地下に広がる「秋芳洞」は、日本屈指の大鍾乳洞。地下約100mに位置し、四季を通して気温は約17℃に保たれています。夏でもひんやりとした空気が広がる、天然のクールスポットです。
洞内には、長い年月をかけて形成された鍾乳石が連なり、自然が生み出した壮大な造形美が広がります。なかでも「百枚皿」は、棚田のように連なる幻想的な景観で、訪れた人の目を引く見どころのひとつです。
整備された約1kmの観光コースを歩きながら、ゆっくりと内部を巡るのが基本の楽しみ方。さらに探検コースでは、懐中電灯を手に鍾乳石の間をすり抜けたり、崖に埋め込まれたステップを登ったりと、よりダイナミックな体験も可能です。
外の暑さを忘れ、静かな空間の中で過ごす時間から、少し冒険心をくすぐる体験まで。自然の冷気に包まれながら、非日常へと引き込まれる時間を楽しめます。
住所:山口県美祢市秋芳町秋吉3449-1
TEL: 0837-62-0115(秋吉台観光交流センター総合案内所)
営業時間:通常期 9:00〜16:30 ※季節によって異なるため、詳細はHP参照
定休日:無休
入洞料:大人1,600円、中学生1,300円、小学生850円
※季節によって異なるため、詳細はHP参照 ※探検コース別途料金必要
駐車場:正面入口付近・市営第1駐車場(200台)・市営第2駐車場(300台)
URL:https://karusuto.com/spot/akiyoshido/
まとめ
強い日差しの中でも、行き先を変えれば夏はぐっと心地よくなります。水辺や高原、洞窟など、自然が生み出す“涼”には、室内では味わえない爽やかさと心地よさがあります。
今回ご紹介したスポットは、どれもドライブで立ち寄れる場所ばかり。車を走らせながら出会う涼景は、旅の楽しみをより豊かにしてくれます。
この夏は、日常の暑さから少し離れて、心まで軽くなるようなひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。




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