大人の趣味時間
ELFFAN WEB vol.14
星を探しに出かけよう、秋の星空絶景旅

星座をたどり、満天の星に会いに行こう
日が暮れる時間が少しずつ早まり、夜の空気が澄んでくる秋。暑さがやわらぐこの季節は、じっくりと星空を眺めるのにぴったりです。
星座早見盤を手に星を探したり、椅子に腰掛けて流星を待ったり。キャンピングカーなら観察道具や防寒着を気軽に持ち運べるうえ、冷え込んだときには車内でひと休みできるのも魅力です。
今回は、秋を代表する星座や2026年に注目したい天文現象とともに、福島県・長野県・愛媛県の星空絶景スポットをご紹介します。
街明かりから離れた場所で、頭上いっぱいに広がる星を見上げる。そんな秋ならではの夜を楽しむ旅に出かけてみませんか。
秋の夜空は、神話の星座が主役

秋の夜空を代表するのが、ペガスス座とアンドロメダ座です。2つの星座にまたがる4つの星を結ぶと、大きな四角形が浮かび上がります。これは「秋の大四辺形」と呼ばれ、周囲の星座を探すときの目印になります。
その近くには、ペルセウス座やカシオペヤ座、ケフェウス座、くじら座なども並びます。その多くは、ギリシャ神話の「アンドロメダ姫救出」の物語に登場する星座です。星座同士のつながりを知ってから眺めると、静かな夜空が壮大な物語の舞台に変わります。
秋の星座で最も大きいのは、全天88星座の中でも4番目の広さを持つくじら座です。ただし、暗い星が多いため、全体の姿をたどるのは少し難しいかもしれません。一方、秋の星座を形づくる星の中で最も明るいのは、みなみのうお座の1等星「フォーマルハウト」。秋の星座に属する1等星はこの星だけで、明るい星が少ないことも秋の夜空の特徴です。
また、季節によって見やすい星座は異なります。9月から11月にかけて、太陽はしし座からおとめ座、てんびん座、さそり座の方向へ移動します。そのため、これらの星座や周辺の星座は、夜間には見えないか、日没直後や夜明け前の短い時間しか観察できません。見たい星座がある場合は、季節だけでなく時間帯も確認しておきましょう。
秋の大四辺形から、2026年の秋空を楽しもう

秋の星座探しは、空に大きく描かれた「秋の大四辺形」を見つけるところから始めます。10月後半の20時頃を目安に、天頂付近から東寄りの空を見上げ、4つの星がつくる少しゆがんだ四角形を探してみましょう。見える位置は地域や日時によって変わるため、星座早見盤やアプリで確認しておくと安心です。
見つけにくいときは、北の空にあるW字、またはM字形のカシオペヤ座を手がかりにする方法もあります。秋の大四辺形からアンドロメダ座へ星をたどると、街明かりの少ない場所ではアンドロメダ銀河が淡い光のように見えることも。肉眼で見つけるのが難しい場合は、双眼鏡を使うと探しやすくなります。
2026年は、9月25日に中秋の名月を迎え、10月4日には土星が地球から見て、太陽と反対方向に位置する「衝(しょう)」となり、ほぼ一晩中観察しやすい時期を迎えます。 10月22日頃にはオリオン座流星群が極大となり、11月18日未明にはしし座流星群が見頃を迎える予想です。暗い星やアンドロメダ銀河などの淡い天体を楽しむなら、月明かりの影響が少ない9月11日、10月11日、11月9日の新月前後に予定を立てるのがおすすめです。
観察には、星座早見盤やコンパス、星空アプリがあると便利。双眼鏡を用意すれば、肉眼とは異なる星空の表情にも出会えます。秋の夜は想像以上に冷え込むため、上着やブランケット、温かい飲み物も準備しておきましょう。長時間眺める場合は、折りたたみ椅子や地面からの冷えを防ぐマットも役立ちます。
観察場所では明るいライトの使用を控え、周囲の人への配慮も忘れずに。手元を照らす場合は、暗さに慣れた目への影響が少ない赤色灯がおすすめです。
星空旅の相棒に、Travioという選択

星空を目的にした旅では、観察道具や防寒着、椅子、ブランケットなど、意外と荷物が増えるもの。さらに、街明かりの少ない場所へ向かうほど移動距離も長くなります。そんな旅を快適に楽しむ選択肢のひとつが、いすゞのキャンピングカー専用シャシ「Travio(トラヴィオ)」をベースにしたキャンピングカーです。
Travioは、小型トラック「エルフミオ」をベースに開発されたキャンピングカー専用シャシ。1.9Lディーゼルエンジンと6速ATを組み合わせ、AT限定の普通自動車運転免許にも対応しています。さらに、専用設計のサスペンションや大容量ジェネレーターなどを採用し、快適なキャンピングカー旅を支える工夫が随所に盛り込まれています。
星空観察では、目的地に着いてからの過ごし方にもキャンピングカーのメリットがあります。冷え込みが強くなれば車内に戻って体を休め、雲が切れるのを待ちながら温かい飲み物を楽しむこともできます。星が見頃を迎える深夜や明け方まで、無理なく自分たちのペースで過ごせるのは、車内にくつろげる空間があるからこそ。
観察道具を積み込み、街明かりを離れて星空の美しい場所へ。目的地までの道のりも、その先で過ごす時間も楽しむ。Travioをベースにしたキャンピングカーなら、そんな自由な星空旅の楽しみ方が広がります。
【福島県】羽鳥湖畔オートキャンプ場
福島県天栄村、標高約700mの羽鳥湖高原に位置する「羽鳥湖畔オートキャンプ場」。日本オートキャンプ協会の「星マーク認定制度」で4つ星に認定され、施設や管理、サービスなどの面でも高い評価を得ているキャンプ場です。湖と森に囲まれた静かな環境の中で、豊かな自然と星空を楽しめます。
秋が深まると周辺の山々が色づき、湖畔の景色にも季節の彩りが加わります。昼間は自然の中を散策したり、レンタサイクルで湖畔を巡ったりしながら、ゆったりと過ごすのがおすすめ。やがて日が暮れると、木々に囲まれたキャンプ場には、昼間とは異なる落ち着いた時間が流れます。
月明かりの少ない夜には、空の開けた場所から秋の星座を探してみるのも楽しみのひとつ。月が明るい夜には、湖面に映る光を眺めながら、お月見を満喫するのもよいでしょう。月の満ち欠けに合わせて、異なる夜の景色を楽しめます。
場内のオートサイトはキャンピングカーの乗り入れが可能で、湖畔沿いには電源付きサイトもあります。標高が高く、秋の夜は冷え込みやすいため、上着やブランケットを準備しておくと、夜空を眺める時間をより快適に過ごせます。
住所:福島県岩瀬郡天栄村羽鳥字芝草2-4
TEL:0248-85-2033
チェックイン:13:00~17:00
チェックアウト:11:00
2026年営業期間:3月20日~11月29日
定休日:営業期間中無休
利用料金:ノーマルサイト3,300円~、AC電源付きサイト4,400円~ ※時期により異なる
キャンピングカー利用:乗り入れ可。AC電源付きサイトは7.5mのトレーラーにも対応
駐車場:あり
URL:https://www.hatoriko-camp.co.jp/
【長野県】銀河もみじキャンプ場

長野県阿智村の山あい、標高約1,100mに広がる「銀河もみじキャンプ場」。阿智村の星空が広く知られるきっかけとなったのは、2006年に環境省が実施した「全国星空継続観察」です。同調査の結果、現在のキャンプ場内にある観測地点が「星の観察に適していた場所」の第1位に輝きました。街明かりが届きにくい森の中で、奥行きのある星空に出会えます。
秋の魅力は、星と紅葉を一度に味わえること。昼は色づいた木々に囲まれてキャンプを楽しみ、夜は満天の星空を眺めます。
場内は22時に消灯・消音となり、夜間から早朝にかけて車両での出入りができません。夜が深まるほど、落ち着いた環境で星を眺められるのも特徴です。区画テントサイトや電源付きデッキサイト、バンガローなど、人数や過ごし方に合わせて選べる施設も用意されています。
車中泊にも対応していますが、サイトによって車の乗り入れ条件が異なり、大きな車両は横付けできない場合があります。キャンピングカーで訪れる際は、予約時に車種やサイズを伝え、利用できる区画を確認する必要があります。
住所:長野県下伊那郡阿智村浪合1771-1
TEL:0265-47-2777
チェックイン:13:00~16:30
チェックアウト:11:00(テントサイト・車中泊)、10:00(バンガロー)
2026年営業期間:2月28日~11月30日予定
定休日:第2・第4水曜日
※7・8月は毎日営業、4月は金・土・日曜のみ営業
利用料金:テントサイト2,500円~、電源付きデッキサイト10,000円〜、バンガロー7,500円〜
※サイト・時期により異なる
キャンピングカー利用:車中泊可。利用できるサイトや車両条件は予約時に要確認
駐車場:あり
※利用サイトによって車の乗り入れ条件が異なる
URL:https://ginga-momiji.camp/
【愛媛県】姫鶴平(めづるだいら)キャンプ場

愛媛県と高知県の県境に広がる四国カルスト。その標高約1,400mの高原に位置する「姫鶴平キャンプ場」は、視界を遮るものが少なく、空の広さを存分に感じられるキャンプ場です。
昼間は、緑の草原と白い石灰岩が織りなす、四国カルストならではの景観を楽しめます。夕暮れが近づくと、草原や山の稜線が柔らかな光に包まれ、やがて頭上には星が浮かび始めます。夕景から星空へと移ろう時間を、同じ場所でゆっくり味わえるのも魅力です。
周囲に人工的な明かりが少なく、晴れて月明かりの影響が少ない夜には、普段は見つけにくい暗い星まで見えることも。視界の開けた草原は、空高く昇る「秋の大四辺形」を探すのにもぴったりです。星座早見盤を手に、ペガスス座やアンドロメダ座などをたどってみましょう。
キャンプ場にはオートキャンプスペースがあり、車中泊にも対応しています。キャンピングカーで訪れる場合は、山道の幅や車両サイズの条件にも注意が必要です。標高が高く、秋は冷え込みやすいうえ、風が強くなることもあります。霧が発生すると視界が遮られるため、防寒対策に加え、出発前の天気予報やライブカメラの確認も欠かせません。
住所:愛媛県上浮穴郡久万高原町西谷8117
TEL:0892-55-0057(四国カルスト姫鶴荘)
チェックイン:13:00~19:00
チェックアウト:10:00
2026年営業期間:4月1日~
※営業終了日は公式サイトで要確認
利用料金:1泊1区画1,500円(平日・日曜)、2,500円(土曜・祝前日・繁忙期)
+環境整備費1人500円(子どもも環境整備費は同額)
※テント1張り、タープ1張り、車1台、6名まで
※キャンプ料金に車1台分を含む
キャンピングカー利用:車中泊可、オートキャンプスペースあり
※利用できる車両サイズは要確認
駐車場:あり
URL:https://www.karst.co.jp/camp/
まとめ
星空は、同じ場所から見上げても季節や時間、月の満ち欠けによって表情が変わります。明るい星が少ない秋だからこそ、目が暗さに慣れるにつれて浮かび上がる星や、星座同士のつながりを丁寧に探す楽しみがあります。
今回ご紹介したスポットは、福島県の湖畔、長野県の紅葉に包まれた森、愛媛県の四国カルストと、それぞれ異なる景観の中で星空を満喫できる場所ばかり。夕景から星空、さらに翌朝の風景まで、時間とともに移り変わる自然を味わえることも、宿泊して星を眺める旅の醍醐味です。
この秋は街の明かりを離れ、星を探す夜へ。静けさの中で空を見上げれば、普段の暮らしの中では見過ごしていた星の輝きに出会えるはずです。






























