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Sep.2025

vol.10

特別記事

ELFFAN WEB vol.10

東京アウトドアショー2025に初出展


いすゞ自動車株式会社は、6月27日(金)~29日(日)に幕張メッセ(千葉県千葉市)で開催された「東京アウトドアショー2025」に初出展しました。普通自動車運転免許(普通免許)対応の小型トラック「エルフミオ」をベースとしたアウトドアでの多様な使い方を想起させるコンセプト車両2台(「ELFmio CROSS CONCEPT」「ELFmio SPACE CAB 特別仕様車」)と、同じく普通免許で運転できるキャンピングカー専用シャシ「トラヴィオ」をベースとしたキャブコンキャンピングカー1台の計3台を展示。トラックならではの堅牢性や経済性はそのままに、仕事と遊びを両立させ、アウトドアを通じて豊かなライフスタイルを実現するエルフミオの新しい価値を提案しています。

※キャブコン…「キャブコンバージョン」の略称。キャブ(前席部分)を残し、その後ろに居住スペースを乗せた車。

出展車両ラインアップ①
実用性とアウトドアシーンでの楽しみ方を両立
「ELFmio CROSS CONCEPT」

ハードカーゴといすゞA&Sがタッグを組んで誕生したのが、この『ELFmio CROSS CONCEPT』。ハードカーゴ製のワークキャリアやルーフラックを装備し、力強い雰囲気をまとったカスタマイズが施されています。

ベースには軽量かつパワフルないすゞの1.9Lディーゼルエンジン「RZ4E」と6速ATを搭載。仕事の相棒としての実用性はそのままに、アウトドアシーンでの楽しみ方も両立する “クロスオーバー” な1台に仕上がっています。

スチールフロアの荷台にはスクーターやアウトドアギアを積み込めるほか、ハンモックやバッククラフトなどアクティビティに特化したアイテムの設置も可能。

出展車両ラインアップ②
アクティブライフに寄り添う
「ELFmio SPACE CAB 特別仕様車」

キャブスペースを300mm拡大し、居住性と積載性を強化したスペースキャブをベースにしたカスタム仕様車。運転席は最大40度、助手席は30度までリクライニングが可能。

また、さらにシート後方にはラゲッジスペースを備え、荷物やアウトドアグッズをしっかり収納可能です。

外観は純正オプションでスタイルアップを施し、さらにハードカーゴ製アイテムによってタフな印象をプラス。街にもフィールドにも自然に溶け込むルックスと、実用性の高さを両立しています。キャビンの外側にはユーティリティパネルを取り付け、釣具などのアウトドアギアをスマートにパッキング可能。居住性、積載性、そしてスタイルを兼ね備えた、アクティブライフに寄り添う1台です。

出展車両ラインアップ③
街乗りもアウトドアも自由自在!キャンピングカー専用車種
「Travio EXPEDITION STRIKER(日本特種ボディー製)」

専用サスペンションや150Aジェネレーターを搭載した7人乗りキャブコン。さらに誤発進抑制機能やプリクラッシュブレーキ(直進時)など、充実した先進安全機能を標準装備し、安心・安全な旅を支えます。キャンピングカー市場に新しい選択肢を提示したのが、「トラヴィオ」です。展示会でも多くの来場者の注目を集めたその理由は、誰もが安心して扱える“手軽さ”と、快適なドライブを支える“走行性能”にありました。

①AT限定免許で運転できる気軽さ

「トラヴィオ」は、車両総重量3.5t未満、最大積載量1.5t未満のディーゼルエンジンとして国内で唯一、AT限定の普通免許で運転が可能です。

②6速ATがもたらすパワフルでスムースな走り

心臓部には、いすゞが誇る1.9Lディーゼルエンジン「RZ4E」を搭載。さらに信頼性の高い6速ATを組み合わせることで、力強さとスムースな加速を両立しました。

重装備のキャンピングカーでも余裕をもって走れるパワーと、長距離ドライブでも疲れを軽減する快適性が光ります。

③軽自動車並みの取り回し性能

「キャンピングカーは小回りが利かない」──そんな常識を覆すのがトラヴィオの小回り性能です。最小回転半径はわずか4.4m。これは軽自動車と同等で、ミニバンとも遜色ありません。コインパーキングに収まるコンパクトさは、街中でもアウトドアフィールドでも安心してドライブできる大きな魅力です。

まとめ

「東京アウトドアショー2025」に、アウトドアで活躍する3台の車両を展示したいすゞ自動車株式会社。どの車両も普通自動車運転免許(普通免許)対応という手軽さが特徴で、アウトドア利用のニーズが高まっている昨今において、注目のラインアップになるはず。小型トラックをベースとした、新しいアウトドアカーの可能性に注目してください。

仕事のおとも

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“もしも ”に備える車と防災計画


9月1日が「防災の日」ということもあり、秋は防災意識が高まる時期。近年では、地震による火災や津波のほか、気候変動による豪雨など様々な災害が発生していることから、災害への備えが重要視されています。車は、“もしも ”の時に防災空間としても有効活用できる大切な場所。また、運転中に災害に遭遇した際の対処法も知っておく必要があります。この秋は、車と防災について考えるきっかけにしましょう。

車が防災に役立つ3つのポイント

車は、災害時に移動手段として活用できるほか、シェルターや電源としても役立つことから、「避難・生活支援・電源確保」の三役を担える防災ツールになります。車が防災に役立つポイントは下記の3つ。“もしも ”の時に車を有効活用できるように、そのポイントを意識しましょう。

①移動手段として活用

車本来の機能として、公共交通が止まってしまった場合に、安全な場所へ移動する交通手段として活用することができます。必要な荷物や家族などを一緒に運べるほか、車椅子や高齢者の移動にも有効です。

②一時的な避難場所

車は、一時的に雨風をしのげる「シェルター」としても有効活用できます。エアコンやヒーターで暑さや寒さを防げることも重要で、避難場所が満員の時などでもプライバシーを確保できるのも嬉しいポイントです。

③電源の確保

災害時による停電が発生した場合に、車はスマートフォンの充電や照明、在宅医療機器などに電力を供給できるライフラインにもなります。特に、ハイブリッド車・EV・PHVでは外部給電機能があり、数日分の家庭用電力をまかなえる車種もあります。

車に備えておきたい5つの防災グッズ

“もしも ”の事態に備えるため、車に防災グッズを備えておくことも大切です。防災グッズとしては、水や食料、携帯トイレ、懐中電灯などの基本的なアイテムに加えて、バッテリーの充電ができる充電器、長時間の待機に備えた防寒具や夏場の対策用品、車から脱出するための脱出用ハンマーなどがあげられます。

①携帯トイレと90Lゴミ袋

長距離移動時や渋滞に備えて、車に携帯トイレを備えている人は多いと思います。それに加えて、90Lゴミ袋をセットで用意しておけば、ゴミ袋に頭を出す穴を開けてポンチョのように被ることで、首より下を隠すことができます。

②水と食料

災害時には、長時間にわたって車の中にいなければならないことも想定されます。そんな時に備えて、水と食料は最低3日分を想定し、手軽に摂取できるものを用意しましょう。

③防寒・断熱対策

長時間の車中生活となった場合は、エアコンによる燃料消費が気になります。そこで季節に合わせて、ブランケットやエマージェンシーシート、サンシェードなどのほか、ダウンジャケットといった防寒具を備えて燃料消費を抑えましょう。

④照明と情報収集

災害時の情報収集に不可欠なスマートフォン。照明としても活用できますが、バッテリーを温存するためにも、照明器具としてLEDライトなどを用意しておくと便利。また、情報収集源として防災ラジオの用意も有効です。 

⑤脱出用具や作業用品

洪水などでドアが開かなくなった場合に備え、車から脱出するためのハンマーやシートベルトカッターも用意しておくといざという時に心強いです。また、軍手や長靴、シャベルなどは、車外・車内での作業に役立ちます。

災害時の運転に気をつけよう!

災害時は道路状況や周囲の人・車も通常と異なるため、運転時には特別な注意が必要です。「自分の安全」だけでなく「他者の避難・救助を妨げない運転」が重要で、「早く行きたい」より「安全に行く」ことを優先しましょう。

【災害時の運転行動のポイント】

①速度を控えめに

道路に落下物、亀裂、冠水がある場合を想定して、控えめの走行速度で道路状況を確認しながら移動しましょう。また、無理な追い越しを避けると同時に、避難中の人が車道にあふれている場合には、歩行者・自転車に十分配慮してください。

②安全な停車

地震が発生した場合には、周囲の状況を確認しながらゆっくりと車を左側に停車させ、ハザードランプで周囲に知らせましょう。

③避難場所の検討

落下物の危険がある山間部や橋の上などは避け、安全な場所に停車することを心がけましょう。やむを得ず道路上に車を置いて避難しなければならなくなったら、ドアはロックせずにカギを置いたまま避難しましょう。

まとめ

災害時には、移動手段のほか、ライフラインを確保する重要なスペースとして車が有効活用できます。そのためには、正しい知識を得ることが重要で、防災グッズなどを車中に備えるようにしてください。日本で暮らしていると、どうしても地震などの災害を意識する必要があります。この秋は、“もしも ”のために、車と防災について計画してみてはいかがでしょうか。

大人の趣味時間

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秋の週末ドライブ×旬の味覚狩り特集


旬を味わう秋の味覚狩り

実りの季節、秋。ドライブの目的地に「味覚狩り」を加えれば、さらに充実した秋旅になるはずです。採れたてのフルーツや野菜を自分の手で収穫し、その場で味わえる体験は格別。

週末のドライブにぴったりな、全国各地の旬の味覚狩りスポットをご紹介します。

【神奈川県】しいたけ狩り/永島農園

横浜市金沢区にある「永島農園」では、すべて完全無農薬で菌床栽培したしいたけを育てています。旨味や香りが強い椎茸菌種を厳選しており、しいたけが苦手だった方から「ここで初めて食べられた!」という声も多いそう。特に子どもたちは、自分で収穫したしいたけなら不思議とペロリと食べてしまうとか。食の楽しみと新しい発見が同時に味わえます。

収穫したしいたけは、そのまま園内のBBQスペースで焼いて味わえ、香ばしい風味と肉厚な食感を堪能できます。自然の香りに包まれながら過ごす時間は、秋のドライブにぴったり。また季節によっては、しいたけだけでなく「キクラゲ狩り」も体験可能。国産の新鮮な「キクラゲ」のプルプリとした食感を堪能してください。

【しいたけ狩り/永島農園】
開催期間:しいたけ狩り/10月下旬~翌年5月GW、キクラゲ狩り/5月~10月
※天候や気温により変更の可能性あり
定休日:日曜
営業時間:9:00~12:00
場所:神奈川県横浜市金沢区釜利谷東7-6-17
料金:入場料無料、¥320/100g(税込み)の量り売り
※体験は要事前予約(基本は前日正午まで)
※購入のみの場合は予約不要です
※詳細は下記HP、じゃらん予約サイトをご覧ください
URL:http://nagashima-nouen.jp/about.html

【長野県】りんご狩り/やまだい農園     

長野市赤沼は「信州りんご発祥の地」として知られる有数の産地。創業100年を超える老舗「やまだい農園」では、有機肥料を中心に減農薬で育てた安心・安全なりんご狩りを楽しめます。旬ごとに約10種類の品種が登場し、訪れるたびに新しい味に出会えるのも魅力。少し不格好でも自然な甘さと香りに満ちたりんごは、かじった瞬間に爽やかな秋を感じさせてくれます。

りんご畑は無料開放され、子ども連れやペット同伴でも気軽に参加可能。収穫時期には近隣のコンビニエンスストアの駐車場内に仮設店舗が設けられ、収穫したてのりんご販売も行われています。園主の人柄に惹かれてリピーターも多く、信州ドライブで立ち寄りたい味覚スポットとして人気です。

【りんご狩り/やまだい農園】
開催期間:9月下旬~11月末
定休日:月曜、水曜、金曜
営業時間: 9:00~日没
場所:長野県長野市赤沼2030-1(セブン-イレブン アップルライン店駐車場内)
料金: 入園無料、収穫は380円/1kg(税込み)の量り売り
URL:https://www.apple-nagano.com/

【滋賀県】栗拾い/高島市マキノ農業公園 マキノピックランド

琵琶湖の北西に広がる「マキノピックランド」は、甲子園球場の約13倍にあたる広大な栗園を有する人気の観光スポット。約20,000本もの栗の木が並び、秋になると多くの家族連れや小学校の遠足客で賑わいます。収穫の極意は木になっている実ではなく、地面に落ちた栗を拾うこと。落ちた瞬間が食べごろの合図で、ツヤのある大粒の栗に出会えます。

マキノピックランドの果樹園を一直線に抜けるメタセコイア並木。春夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪化粧と、四季折々の表情が楽しめ、ドライブコースとしても人気です。なかでも秋には葉が黄金色に染まり、体験へ向かう道中から季節の美しさに包まれます。

【栗拾い/高島市マキノ農業公園 マキノピックランド】
開催期間:9月中旬〜10月中旬
定休日:水曜
営業時間:9:00~16:00
場所: 滋賀県高島市マキノ町寺久保835-1
料金: 大人1,800円、小人900円、幼児無料(お土産付き)
URL:https://pic-land.com/harvest/chestnut/

【徳島県】なると金時芋掘り/アオアヲ ナルト リゾート

瀬戸内海を望むリゾートホテル「アオアヲ ナルト リゾート」で楽しめるのは、秋だけの特別体験・なると金時の芋掘り。ホテルから歩いて約7分の畑には、海砂で育ったホクホクのお芋が待っています。土をかき分け、自分の手で掘り出した瞬間の達成感は格別。ずっしりとした黄金色のお芋は、そのまま約1kgをお土産に持ち帰れるので、家に帰ってからも秋の余韻を楽しめます。

体験後には焼きたての“焼き芋試食”が楽しめ、エコバッグを持参した方にはなると金時をもう1本プレゼント。旅先で味わうお得感も嬉しいポイントです。リゾートと農園が一体化したユニークな体験は、バカンス気分と味覚狩りを同時に叶えてくれます。日帰りプランには郷土料理ランチバイキングや天然温泉も用意されており、家族や友人と過ごす秋のドライブを一層特別な思い出にしてくれるはずです。

【なると金時芋掘り/アオアヲ ナルト リゾート】
開催期間:9月~11月
定休日:無休
営業時間:午前11:00~/12:00~、午後15:00~/16:00~(※11/1〜11/30→午後の部 時間変更14:30~/15:30~)
場所:徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦字大毛16-45
料金:なると金時芋掘り体験 1,400円(大人・子ども同額、税・サービス料込み)
なると金時芋掘り体験&ランチ&温泉 大人5,500円、小学生3,500円、幼児2,500円
※詳細は下記HPをご覧ください
URL:https://www.aoawo-naruto.com/publics/index/358/

まとめ

実りの秋は、味覚も風景も心に残る出会いが待っています。自分の手で収穫した旬の食材をその場で味わう時間は、ドライブ旅ならではの贅沢なひととき。しいたけの香ばしさ、りんごの爽やかな甘さ、栗のほっくり感、掘りたてのなると金時の温もり、どれも秋ならではの味わいを楽しめます。次の週末は、心地よい秋風に誘われて“味覚狩りドライブ”へ。旬の味と景色が、きっと忘れられない旅の思い出になるはずです。

日本の美しさ再発見の旅

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「映え」と「癒し」の両方を叶える紅葉スポット


秋を鮮やかに飾る色とりどりの紅葉

お出かけしやすい気候になり、紅葉狩りを楽しみたくなる秋。今年はフォトジェニックな紅葉を撮影しに出かけてみませんか?四季折々の絶景が美しい素敵なフォトスポットで、秋にしか見られない光景をパシャリ。日本の秋を彩るこの季節だけの特別な瞬間に癒されながら、旅の思い出をカメラに保存していきましょう。

今回は大自然のパノラマが楽しめる紅葉の名所から、紅葉を眺めながらくつろげる寺院や旅館まで、それぞれ異なった魅力を持つ6つの紅葉フォトスポットをご紹介します。

【北海道】白金青い池

水面が青く見える不思議な「白金青い池」。立ち枯れのカラマツと調和して幻想的な風景を醸し出しています。季節や天候によってさまざまな青を楽しむことができるのも特徴。秋には青い池周辺の広葉樹が色づき、水面の鮮やかなブルーとのコントラストが独創的な色彩を生み出します。風のないよく晴れた午前中に見に行くのがおすすめです。

青い池は、北海道十勝岳の火山泥流を防ぐ工事の際、美瑛川に置かれたブロック堰堤に水が溜まったことでできた人造の湖です。

青く見える理由は、美瑛川やアルミニウム成分等を含む硫黄沢川など、成分の異なる河川が混ざり合って生じた粒子が太陽光を散乱させ、水面が青く見えるからだと言われています。また、池の底にある白い土壌が光を反射させ、青さを引き立てるとも言われています。

例年の見頃:10月上旬~10月中旬
駐車場利用時間:5月~10月7:00~19:00、11月~4月8:00~21:30
場所:北海道上川郡美瑛町白金
URL:https://www.biei-hokkaido.jp/ja/facility/shirogane-blue-pond

【宮城県】円通院

日本三景の一つ松島に隣接した「円通院」。境内の枯山水庭園やバラの庭は、訪れる人に安らぎを与えます。秋晴れの空の下、「雲外天地の庭」に赤や黄に色づいたもみじが一面に広がる様子は、まるで絨毯のよう。葉が散った後も、庭を彩る美しい光景は必見です。期間限定でライトアップも行われ、明かりに灯されたもみじは、昼間とは異なるロマンチックな雰囲気に包まれます。

本堂の奥に佇む「三慧殿(さんけいでん)」は、伊達政宗の孫・光宗を祀る霊廟。国の重要文化財に指定され、宮城県内でも最古級の建築のひとつです。道沿いに広がる苔や草花が、秋の静けさを伝えています。境内の庭園は「雲外天地の庭」(⽯庭)や「⻄洋の庭」(バラの庭)など、多彩な趣で構成されており、歩くごとに異なる景色に出会えるのも魅力です。

例年の見頃:10月下旬~11月下旬
拝観時間:4~11月9:00~16:00、12月~3月9:00~15:30
ライトアップ期間:10月25日(土)~11月24日(月祝)
場所:宮城県宮城郡松島町松島町内67
拝観料:大人500円、小中学生300円
URL:https://www.entuuin.or.jp/memories/maple/

【群馬県】宝徳寺 2025秋の床もみじ特別公開

毎年11月中旬、「宝徳寺」では境内にある100本以上のもみじが紅葉し見頃を迎えます。磨き上げられた28畳の床面に、燃えるように赤く色づいた「床もみじ」。もみじが映り込む、芸術的な美しさを期間限定で体感することができます。またライトアップも行われ、夜には時間を忘れてしまうような「紅葉浄土」の世界へと誘われます。

室町時代に当時の領主によって建立された禅寺の「宝徳寺」。本堂は華美なものを排した自己を見つめる禅の精神を体現する造りとなっています。

また、本堂の襖絵に水墨画で描かれた海龍と雲龍の双龍や、自然の美を表した枯山水の庭園、境内のいたるところで優しく迎える50体のお地蔵さまなど見どころがいっぱいです。

公開時期:10月18日(土)~12月7日(日)
営業時間:9:00~16:00(閉門16:30)
ライトアップ期間:11月15日(土)~12月7日(日)※別料金
場所:群馬県桐生市川内町5-1608
拝観料:10月大人800円、11•12月大人1,200円 高校生以下無料
URL:https://www.houtokuji.jp/reflection-autumn.html

【茨城県】袋田の滝

高さ120m、幅73mの大きさを誇り、日本三名瀑にも数えられる「袋田の滝」。赤や黄色、橙色のグラデーションが美しい紅葉が渓谷を飾る秋の景観は格別です。極彩色に色づいたもみじやかえでと、勢いよく流れ落ちる白滝が作り出すコントラストは、まさに大自然が生み出した芸術作品。また、秋から冬にかけて毎日ライトアップが行われ、自然と光が織りなす神秘的な空間を楽しめます。

国名勝に指定されている「袋田の滝」は、誰もがその雄大な姿に圧倒されるはず。滝の鑑賞には袋田の滝トンネルがおすすめです。トンネルの奥に設置された第1観瀑台からは正面に水しぶきを上げる滝の姿を見上げることができ、エレベーターで上がったところにある第2観瀑台からは滝の全景を上から見下ろせます。角度の違う眺めをご堪能ください。

例年の見頃:11月上旬~11月中旬
営業時間:5月~10月8:00~18:00、11月8:00~17:00、12月~4月9:00~17:00
ライトアップ期間:11月1日(土)~1月12日(月祝)
場所:茨城県久慈郡大子町袋田3-19
入場料: 大人500円、小中学生300円
URL:https://www.daigo-kanko.jp/fukuroda-falls.html

【大阪府】星のブランコ

「大阪府民の森ほしだ園地」の「星のブランコ」は全長280m、約50mの高さを誇り、360度パノラマの紅葉が見られます。また、園地にあるハイキングコースでは紅葉した樹木を間近で楽しんだり、展望スポットから星のブランコや、紅葉の樹海、そして京都市街地を見渡すのもおすすめです。10~12月にかけてイルミネーションイベントも行われるので、昼間とは違った魅力が発見できます。 

「星のブランコ」は全国で最大級の人道吊り橋です。交野の地は、七夕伝説の里であり、星降る里のシンボルという意味で、この吊り橋に「星のブランコ」という愛称がつけられました。吊り橋からは、ほしだ園地の森が眼下に望め、四季折々に美しい姿を見ることができます。スリルを味わいながら空中散歩を楽しんでみてはいかがでしょうか。

例年の見頃:11月下旬から12月上旬
営業時間:9:30~16:30
イルミネーション期間:10月4日(土)~年末の土日祝※変更の可能性あり
休園日:12月29日(月)~1月3日(土)
場所:大阪府交野市星田5019-1(大阪府民の森ほしだ園地)
URL:https://o-wonderforest.com/hoshida/hoshinoburanko.html

【愛媛県】奥道後壱湯の守

日本最古といわれる道後温泉から車で10分の場所に位置する自然に囲まれた温泉旅館「奥道後壱湯の守」。150mのガラス窓が特徴的なロビーから見える数千本の紅葉の絶景は、まるで絵画のようです。赤いシックな絨毯やクラシックな椅子が並ぶ昭和モダンの空間で、紅葉のパノラマビューを眺める贅沢な時間をお過ごしください。

「奥道後壱湯の守」の魅力はなんといっても西日本最大級の大露天風呂。美人の湯と名高い天然温泉源泉掛け流しで、豊かな効能の泉質が日頃の疲れを癒してくれます。目の前に広がる石手川のせせらぎや水面に映る色とりどりの葉など、美しい自然に囲まれて、心も身体もほぐれる開放感を味わえます。

例年の見頃:11月下旬~12月上旬
場所:愛媛県松山市末町乙267-1
URL:https://www.okudogo.co.jp/

まとめ

木々が緑から黄色や赤に染まっていく季節の移り変わりに心躍る秋。今回ご紹介した6つの紅葉スポットの周辺も美しく彩られているはずです。目的地までのドライブも楽しみながら、秋にしか見られない絶景をカメラに収めて素敵な思い出を残してみてください。

小耳ネタ・マルシェ

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絶対外さない!この秋おすすめの栗スイーツ


上品な秋の実りを味わう

秋の味覚といえば「栗」を思い浮かべる方も多いはず。ほんのりとした甘さが口の中に広がる栗は、洋菓子にも和菓子にもぴったりです。今回は、栗を贅沢に丸ごと1個使用したマロンパイや、素材の味を最大限に引き出す栗きんとんなど、バリエーション豊かな栗スイーツをご紹介します。

【東京都】笠間産の新栗をつかったプレミアムマロンシャンテリー/東京會舘

「東京會舘」の看板スイーツ「マロンシャンテリー」。秋限定で「笠間産の新栗をつかったプレミアムマロンシャンテリー」が登場します。栗の名産地・茨城県笠間で採れた旬の和栗を包み込んだ特別な一品。今季採れたばかりの新栗の甘みや香りを、なめらかな生クリームとともにお楽しみください。 

東京會舘の初代製菓長が、本場の白いモンブランを日本人向けにアレンジして誕生したのが「マロンシャンテリー」。甘露煮した栗は2度裏ごしした後、さらに粗めの裏ごしに通すことで、ふんわり軽やかな口当たりに仕上げています。生クリームは植物性と動物性を独自のバランスで配合し、リッチな味わいに。「栗」と「生クリーム」のみで作られたシンプルなスイーツだからこそ、パティシエの技術が光ります。

価格:2,052円
販売期間:9月16日(火)~11月30日(日)※予定
販売場所:東京會舘ペストリーショップ「スイーツ&ギフト」(テイクアウト)、東京會舘本舘「ロッシニテラス」(イートイン)
URL:https://www.kaikan.co.jp/

【愛知県】黄金モンブラン/栗りん

五感で楽しめる新感覚の「黄金モンブラン」。熊本県産の栗と高知県産「四万十栗」という最高級の国産和栗を、独自の配合でブレンドし、それぞれの甘味と香りを最大限に引き出しています。土台のメレンゲはサクサクと軽い食感に焼き上げ、栗のなめらかさや生クリームの軽さを際立たせます。その上にマロンクリームを重ね、仕上げは目の前で搾るモンブラン。食べる直前にフワッと漂う栗の香りに、心が躍るはずです。

「栗りん」の店内メニューは全てドリンク付き。妙香園監修のもと厳選された焙じ茶や煎茶、和紅茶、抹茶などが、和栗本来の味わいをより一層高めています。また、食べ歩きや持ち帰りのメニューも豊富に揃い、気軽に楽しめるのも魅力。旅のお供やお土産にもぴったりです。

価格:1,980円※ドリンク付き
販売期間:通年
販売場所:栗りん本店・大須店、日本橋コレド室町店(東京都)、彦根店(滋賀県)
URL:https://kurin.gensg.jp/menu/menu_index.html

【岐阜県】栗きんとん/すや

炊き上げた栗に砂糖を加え、茶巾で絞って形を整える岐阜県の和菓子「栗きんとん」。栗の街・中津川市に本店を構える「すや」では、保存料を一切使わず、厳選した栗と砂糖のみで炊きあげています。裏ごしした栗に刻み栗を合わせ、栗の旨みをそのまま引き出した素朴な味わいが特徴。毎年9月から販売が始まり、原料がなくなり次第終了という“今だけ”の特別感も人気の理由です。

 「すや」の歴史は江戸時代、元禄年間にまで遡ります。中津川の宿場町に住み着いた武士が「十八屋」の屋号で酢の店を開いたのが始まりで、やがて地元の栗を使った菓舗へと発展しました。昔から伝わる「栗ハ栗ノ味デ」「きんとんは栗のかたちにもどす」という言葉の通り、栗本来のおいしさを大切にしながら、伝統の味を受け継いでいます。

価格:6個入 1,954円〜
販売期間:9月~原料が無くなり次第終了※早期に終了する可能性あり
販売場所:すや本店、すや西木(岐阜県)、松坂屋名古屋店 本館地下1階和洋菓子売場(愛知県)、ジェイアール名古屋タカシマヤ 地下1階和洋菓子売場(愛知県)、その他取扱百貨店あり
URL:https://www.suya-honke.co.jp/web/onlineshop/PG010MainPage?pageNo=1

【京都府】栗ぜんざい/永楽屋

1946年創業の京都を代表する老舗菓子屋「永楽屋」。本店2階にある喫茶室では、期間限定の「栗ぜんざい」を味わえます。大きな白玉に優しい甘さの栗餡を合わせた一品で、白玉の中にはホクホクの和栗が丸ごと1個。職人が一つひとつ丁寧に仕立てた、こだわりの甘味です。

「永楽屋」は、佃煮や京のおばんざいなど“からいもの”から、琥珀や焼菓子、羊羹などの“あまいもの”まで幅広く取り扱う京佃煮・京菓子の老舗。一見異なる組み合わせながら、日本人の食に欠かせない「米と茶」によく合う味で、多くの人に親しまれてきました。食の選択肢が少なかった戦後の混乱期に創業し、限られた中でも彩りある食を届けてきた歴史を持っています。

価格:2,000円
販売期間:11月17日(月)~2月末
販売場所:永楽屋本店
URL:https://www.eirakuya.co.jp/oshinagaki/

【福岡県】マロンパイ/フランス菓子16区

パイ生地に栗のクリームを搾り、5日間かけて味付けをした栗の渋皮煮をまるごと1個包んで焼き上げた贅沢な「マロンパイ」。風味と形にこだわって厳選した国産栗と、たっぷりのバターを混ぜ込んだリッチなパイ生地を合わせ、シンプルに仕上げています。サクサクのパイと、しっとりとした栗のハーモニーは、思わず笑顔を誘う味わいです。

1981年のオープン以来、福岡を代表する洋菓子店として愛されている「フランス菓子16区」。店名はオーナーシェフ三嶋隆夫氏がフランス修行時代にシェフを務めたお店が、パリ16区にあったことに由来します。三嶋氏は、本場フランスのパティシエをも唸らせた焼き菓子「ダックワーズ」の考案者として、その名を広めました。

価格:1個540円
販売期間:9月2日(火)~12月中旬
販売場所:フランス菓子16区 ※その他百貨店などで催事販売あり
URL:https://www.16ku.jp/special/maron-pie/

まとめ

秋の訪れを感じる栗スイーツ。優しい甘さと食感に、思わずほっと心が和みます。この時期にしか味わえない旬の実りを、ぜひ足を運んで堪能してください。

※価格は記事配信日時点での税込価格です

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